虹は何色だ

クラス会議

そんなものは昔から7色に決まっている。

何を今さら言っているんだと思われた方こちらの図をご覧ください。

日本は7色という認識。しかし、アフリカのアル族は8色に見えている。

それに対し、南アジアのバイガ族はなんと2色に見えているそうだ。

これ見てどう感じただろうか。虹は7色で決まっている訳ではないのだ。

日本では当たり前のように7つに見えているものでも、他の国では8つや2つに見えていることもあるという事実。

こんなことが実は教室の中ではたくさん繰り広げられる。

例えばゲップ。男の子のにとってはギャグの一つであり、ゲップをして爆笑。臭いな!って突っ込んで爆笑。なんてことがある。

しかし、女子からすると人前でゲップをするなんてありえないことであり、ゲップの匂いを嗅がされるなんて人間不審に陥る場合もあるぐらいの子もいる。

では、どうすればいいのか。

それはお互いを知るということから始まる。

ゲップを面白いと笑える子もいれば、二度と学校に来たくないと思う子もいる。

そういう事実を知ることから、お互いへの理解が深まる。ゲップを嫌だと思うことを知れば、その子の前ではゲップをするのをやめようとなるし、笑えるメンバーの前だけで、やればいいとう話になる。

要は自分は、8色に見えるとか、2色に見えるよっていう話をすることで

あぁそうなんだ。あの子からは2色に見えているんだなと知ることができ、お互いに歩みよることができる。

これを確認する作業がクラス会議の場である。

まずは、ゲップは嫌だとみんなに表明する。そこからお互いの考えを言い合い、歩み寄れる妥協点を探すのである。

自分は2色に見えているよ。あなたは8色なのね。では間の5色ってことで教室の中ではやって行こうねと言った具合である。

大人になって生きていくとこんなことの繰り返しで、自分の常識は他人の非常識といったように、1つの考えがあれば、全く違う考えを持っている人もいて、どれが正解ってことはなく、それは今まで生きてきた価値観が違うことにより生じるものである。

そこを意思表示し合って、お互いの歩み寄れるポイントを見つける。この摺り合わせ作業が、意外に難しいことがある。だからこそ、小学生のうちから練習をしておく。

うまくいかなくてもいい。失敗してもいい。それを繰り返しておくことで、社会に出て円滑に周りの人とコミュニケーションをとることができる力を身に付けられる。