学芸会ってなんのためにあるの?

考え方


自分の勤めている地区では毎年この時期に学芸会がある。

ふとなんの為にあるんだろうと考えてみた

自分が子どもの頃にも毎年あり、目立ちたがりの自分はいつも主役を狙っていた。

スポットライトが自分だけに当たるのがたまらなく嬉しかった。

終わった後にいろんな先生から褒めて貰えるのが嬉しくて、一生懸命に演技を練習した。

子どもの中には演じるのが好きな子も、苦手な子もいる

が、概ね学芸会は好きである

練習自体も好きだし、本番もドキドキワクワクしている。

家の人からも注目されていて、毎年楽しみにしていることが多い。

なにかを演じるという行為は、人の気持ちを考えたり、表現したりすることに繋がる。

いじめ指導や、悪口を言ってしまう子の指導にも、場面演技を用いて相手の立場に立ってみることをする時もある。

それ以外にも、自分たちで1つの作品を作り上げる上で揉めることや、上手くいかないことが山ほど出てくる。

それらを1つずつ乗り越えることで、身につく力もある。

どう演じたら観ている人に伝わるのかという他者意識も育てることができる。

それらはすべて、自分で考え実行する力である

だからこそ学芸会では、先生が演技指導をしたり、舞台監督のようにすべてを決めるのではなく

子どもたちからアイデアを出し、演出をしていく余白をたくさん残しておくことが、子どもたちの力をダイナミックに引き出すことができると考える。

それでこそ長い時間かけて練習し、積み上げていく意味が出てくる。

決してプロのような仕上がりにはならないが、子どもたちのがんばりは観ている人に必ず伝わる。

自然とこぼれる笑みの数で、それまで叱られ続けて作られたものなのか、自分たちで作り上げたものなのかが計れる。

下の図は今日子どもたちに話をした時に黒板に描いたものである。

100点を目指しつつも、自分たちでできるだけ作り上げでいってほしいと伝えた。

そうすることで、きっとたくさん得るものがあるはずだから。