500mlのペットボトルの話

マインドカウンセリング

例えば手に500mlのペットボトルの水を持っていたとします。そんなに重くないし、10分程度持っているのであればそれほど気になりません。けれども、それが1時間、2時間と増えていったり。食事中やトイレの間、読書中や寝る時まで持っていたらと考えてください。これほどまでに辛いことはなくなってくると思います。

たったペットボトル1本でも、一日中持っているとすると日常生活に支障をきたすのです。これがふとした悩み事や、困りごとだとするとどうでしょうか。食事中にも頭を覆って離れない悩み事。夜寝ているのに夢にまで出てくる人間関係など、人はそれぞれの悩みを抱えています。それらを見ないふりをして、蓋をして生きていくというのは、まさにペットボトルを抱えたまま生きていくのと同じなのです。

今行き詰まっていたり、前に進むのが苦しいと感じている方は、手に持ったペットボトルを一度置いてみましょう。もしかすると何がペットボトルなのか見えていない。気付いていない方もたくさんいるかもしれません。

だって今まで見ないフリをして、気持ちに蓋をして進んでいたので急に見なさい!と言われても一体どこにそんなものがあるのさ!自分は何も持っていないよ!と強がる方もいるかもしれません。でも心はきっと気付いています。ずっと重荷になっているわずか500mlのペットボトルの存在に。蓋をしようと必死になっても、ずっと持ってくれていた腕は悲鳴をあげています。早くおろしてくれ!と必死に訴えています。その訴えに気づいた今だからこそ、そっとペットボトルを下ろしてみてください。身体がとても軽くなります。頭がとてもスッキリします。今までの人生が嘘のように、視界がクリアになりいろんなものに感謝をすることができます。

その世界を体感すると病みつきになります。今まで何を信じて進んでいたのか分からなくなります。けれども、そのクリアな状態が本当のあなたなのです。本来持たなくて良いはずであった、500mlのペットボトルをいつまでも握りしめ、いつまでも不満や不安を抱えて、何をしても60点の結果しか出ず、どこか苦しさを感じながら進んでいく。それに気付いたのであれば、そっとおく時がきたのです。本来の自分にかえりましょう

クレヨンしんちゃんは500mlのペットボトルを持っていません。だからあれほどまでに自分のやりたいことに真っ直ぐに進み、やりたい!という本能にしたがって生きています。時に周りの大人は困っていますが、あるがままに生きているので、しんちゃんはとても幸せそうに生きています。好きなななこお姉さんに結婚しようと本気で言い。チョコビを食べたい時に食べているのです。本音で生きるってそういうことなのです。